みなさんこんにちは。
千葉県市原市の外壁塗装、屋根塗装店
宮本塗装です。
本日はタスペーサーについてのお話です。
屋根塗装をする際にでタスペーサーという
材料があります。
タスペーサーの役割は屋根材と屋根材の間に
タスペーサーを差し込んで隙間を
作ってあげる事です。
タスペーサー施工中
タスペーサー施工後の隙間
隙間が無いと雨水が毛細管現象によって
屋根材と屋根材の間から、上に水が上がって
雨漏りや、屋根下地を腐らせてしまいます。
なのでタスペーサーは必ず施工して頂きましょう。
上記の様な屋根材の幅が910ミリの場合は
1枚の屋根材に対して2ケ所挿入する
ダブル工法です。
ダブル工法ですと1㎡あたり約10個使用するので
100㎡の屋根ですと、約1000個程使用します。
屋根材の幅が600ミリの場合は、1枚の屋根材に
対して1ケ所挿入する、シングル工法です。
タスペーサーが必要な屋根材と条件は
カラーベスト、スレート瓦、コロニアルという
屋根材で、現在タスペーサーが入って
いない場合は、タスペーサーが必要です。
スレート屋根
タスペーサーが不要な屋根材と条件は
陶器瓦、モニエル瓦、セメント瓦等の場合
現状タスペーサーが施工されている場合
屋根材と屋根材の隙間が4㍉以上開いていて
通気が確保されている場合
屋根勾配が3寸未満の場合等です。
他にも縁切りという、カッターで塗膜を
1枚ずつ切る工法もありますが、デメリットとして
手間がかかる=施工代金が高くなる
屋根の塗膜に傷を付ける可能性がある
塗装後に屋根を歩くので足跡が残ります。
塗装のお見積りでタスペーサーが
入っていない場合や、縁切りになっていたら
タスペーサーを施工して頂きましょう。
屋根施工後
宮本塗装では外壁診断士による建物診断を
無料で実施しております。
屋根塗装や外壁塗装、シーリングや防水工事で
気になる事やわからない事があれば
お気軽にご相談ください。
最後までご覧頂きありがとうございました!